first callの言葉を活かすメロディーライン

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はfirst callをご紹介します。

歌詞が伝わる最適解を

ひとえに「音楽を聴きたい」という欲求があっても、いくつもの選択肢がある。「あのアーティストを聴きたい」なのかもしれないし、「いいメロディーを聴きたい」なのかもしれないし、「とにかくリズムに触れたい」なのかもしれない。もしあなたの要望が“歌モノロック”なのだとしたら、first callも候補にいれてみてはどうだろうか。

彼らは2017年に結成された、東京都世田谷区発の3ピースバンドだ。ベーシストの脱退をきっかけに活動を休止していた期間もあったが、2021年7月には新メンバーを迎えfirst call 第2章として歩みだした。
爽やかで優しい声のボーカルは、彼らの大きな特徴のひとつ。しかし、特筆すべきはその声が紡ぐ歌詞とメロディーである。言葉を活かすメロディーラインを持ったback numberやNico touches the wallsといったアーティストの影響が、first callのなかにも生きているのである。

先日配信が開始された『斜陽』は、新メンバーとなってから初となるリリース。メンバーの脱退やコロナ禍といった現実と向き合った今の彼らだから歌える3曲が詰まった1枚だ。