さわりさが歌にする、溢れ出す想い

PICK UPアーティスト

BIG UP! ユーザーの中から、今聴きたいアーティストをピックアップ! 今回はさわりさをご紹介します。

複雑な気持ちを包み込んで

人の心とは難儀なものだ。「こうあるべき」と理屈では分かっていても、どうしても、心の底では納得できない場面を経験したことがある人も少なくないだろう。

大阪天王寺出身、19歳のシンガーソングライター・さわりさ。15歳からグループでの活動をスタートし、さまざまな経験を積んだ後、念願のソロデビューを果たした。
彼女の初のオリジナルソング『すきになっちゃいけないから、』は、押し殺しても溢れてしまう恋心を丁寧に紡いだほろ苦い1曲だ。
好きになってしまいたいのに、好きになってはいけない。同時に、それほど想いを募らせている時点で、好きになってしまっていることは認めなければいけない。そんな複雑で苦しい気持ちを、純真でやわらかな言葉選びと芯のある歌声でまっすぐに届けている。
膨らんでしまう思いの行く先を、「歌」にぶつけるという歌詞の内容にもさわりさらしさが感じられる、ソロデビュー作にふさわしい楽曲だ。

シングルに収録されているアコースティックバージョン、YouTubeにて公開中のミュージックビデオもぜひチェックを。この楽曲の詩と情景をより深く味うことができる。